この間のウィルコムの発表は2台目需要を拡大するための施策に重きを置いていたので、私のようにウィルコマーとしてはあまり訴えるものがありませんでした。
しかし、神尾寿さんはこの点を評価されているようです。
神尾寿の時事日想：2台目＆学生を狙え――激化する新規市場争奪戦 - ITmedia +D モバイル
ウィルコムの料金的なメリットはソフトバンクと比べるとかなりインパクトが弱いものになっています。
ただ、持ってるだけでキャリア外と通話・メールは全くしないとかそういう極端な使い方をしない限りは、まだウィルコムの方が安いパターンも多いと思います。
象徴的な例はメールでしょう。ウィルコムの場合メールも定額プランなら新たな料金がかかりません。（ソフトバンクはホワイトプランでも315円追加でかかりますよね）
ケータイは「メールするための道具」と考える人が8割という調査結果も出ていますので、定額であるメリットをもっと強調した上でデコメ路線を拡充する動きは重要でしょう。
※個人的には人の前で話してる最中に携帯を取り出す最近の風潮は大嫌いですが。

メール強化したという今回の機種デコメ対応の影響でメーラーが変わり、なんとメール画面を起動しているとプッシュ配信されないとかいう話が。
ANOTHER WILLCOM NEWS | WX330K/WX331Kはバックグラウンド受信ができない？
他機種で指摘されたこの問題が、アクセス社のプラットフォームを使ったことでまた起きるとは。メールを多くやり取りする人にはこの仕様は致命的です。是非ファームアップで改修してほしいものです。

その上で、メール送受信のスピードアップを図ること、それがすぐに難しいならバックグラウンドで送信・再送信の仕組みを整えていただきたいです。
できれば以前触れた、「短文メール＆ウィルコムユーザーへのEメールの勝手ライトメール化」を導入してほしいものですが。そうするとウィル友であることのメリットも生かせますしね。